日本医療機能評価機構認定病院
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循環器内科

循環器内科受診のおすすめ

病気は時代とともに変化します。たとえば呼吸器の病気は、戦後しばらくは肺結核が主流でしたが現在は肺癌が重要な病気となっています。 同じように循環器領域ではその昔は弁膜症が主流でした。

しかし、食生活の欧米化、車社会の到来、運動不足などが原因で起こる生活習慣病(肥満、高血圧、糖尿病など)から来る狭心症、心筋梗塞といった虚血性心臓病の診断と治療が社会的にも最重要課題となっています。
というのもこのような病気は、時に新聞紙上を賑わせる"青壮年層の突然死"の原因でもあるからです。
心筋梗塞は発症してからでないと診断がつきませんが、その予備軍である狭心症は各種検査により診断をつけることができ、その後の治療方針の評価が可能な病気です。

心臓の病気とくに不整脈や狭心症の診断は、他科の疾患と違って症状がある時でないと心電図に所見が出ません。
従って「狭心症かも知れない」と言う目で診てもらわないと狭心症を見逃すことになります。
動悸や息切れはよくある症状です。運動不足や単なる肥満あるいは年齢的なことであるかも知れません。
本当にそれであれば問題はありませんが、重大な狭心症が隠れている可能性も大いにあります。狭心症を疑われたら冠動脈造影検査を受けられることを是非お勧めします。
この検査は右手首の脈を触れる血管(橈骨動脈と言います)から細い管を入れて行います。検査時間は30~40分で終わりますが、術前の検査などを含め一泊二日~二泊三日で行っています。

高血圧も大変重要な病気です。高血圧は虚血性心臓病や、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血など)の危険因子として知られています。ただ高血圧は血圧が高いだけでは患者さんの自覚症状が乏しいところに問題があります。
しかし放置しておくと重大な事態に至ります。脳血管障害による麻痺のため日常生活への支障、寝たきりの生活を余儀なくされるかも知れません。
また突然に眼底出血を来して、失明の憂き目にあうやも知れません。腎機能に障害を来してやがて慢性透析治療となるかも知れません。

仕事から引退し、「さあこれから第2の人生を」と言う矢先にこんな療養生活を送りたくはないでしょう。私もそうです。
生活習慣病は深く静かに進行するため、若い(40~50代)患者さん方はなかなか治療に真剣になりませんが、そうなってからでは取り返しがつきません。しっかり治療を受けましょう。

医師紹介

循環器内科部長 / 集中治療室室長 / 薬剤科長 / 臨床工学室医長
渡邊 圭祐

資格・所属学会

循環器内科医長
宮﨑 貴志

資格・所属学会

循環器内科医師
永松 優

資格・所属学会

循環器内科医師
山下 稜貴

資格・所属学会

顧問
中村 夏樹

資格・所属学会


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