日本医療機能評価機構認定病院
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脳神経内科

当科入院患者数は年間約400人ですが、80%程度が脳梗塞です。
病型ではラクナ梗塞が多いですが、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症も増えています。
頭部血管の評価には超音波検査が有用です。脳塞栓症の塞栓源の検出には経食道心エコー検査等も施行しています。
脳梗塞以外では、髄膜炎等の感染症、パーキンソン病等の変性疾患、脱髄疾患、眩暈症等が目立ちます。

脳神経内科とは

脳神経内科は、脳、脊髄、末梢神経、筋肉の起こる疾患を神経学的診察や各種検査(血液、髄液検査等やCT、MRI等の画像検査、神経伝達検査、筋電図、脳波等の電気生理検査、筋肉、末梢神経の生検、遺伝子検査等)を駆使し、診断及び治療を行う内科の一つで、原則的には心の病やストレスに関連する病気を診る精神神経科や心療内科とは異なる疾患を対象としています。

脳神経内科であつかう疾患

当科の外来では、下記の様な症状の方が受診されます。
頭痛、眩暈、手や足のしびれ、痛み、ふるえ、麻痺、物が二重に見える、意識消失、痙攣、物忘れ等々で、具体的な疾患としては、脳梗塞等の血管障害、パーキンソン病、脊髄小脳変性疾患、髄膜炎、脳炎等の感染症、多発性硬化症等の脱髄疾患、HAM、脊髄炎等の脊髄疾患、ギランバレー症候群、顔面神経麻痺等の末梢神経疾患、筋炎、重症筋無力症等の筋疾患、てんかん、片頭痛等の発作性疾患等々と多岐にわたります。

診察には時間がかかります

診断の第一歩は診察ですが、脳神経内科的診察には時間がかかります。
先ず問診をとります。症状の起こり方や経過等をしつこく尋ねることもあります。
実際これだけで診断のつく疾患もかなりあるのです。次に身体の診察になりますが、神経系は全身隅々まで分布しておりますので、神経学的診察は頭のてっぺんから足の先まで全身を診察しなければなりません。
初診では一人の患者様に30分程度(場合によっては1時間位)かかってしまいます。

(注)当科は、急患以外は要予約となっております。
紹介状をお持ちの方は、紹介医から先に当院連携室へFAXをお願い致します。
受診日時についてご連絡致します。

医師紹介

脳卒中センター長 / 脳神経内科部長
迫 祐介

資格・所属学会

脳神経内科医師
堀 大滋

資格・所属学会

脳神経内科医師
今居 裕淑

資格・所属学会


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